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色々なソフトで試し塗り。

気分転換に色々なソフトを使って色を塗ってみました。
かなり長い&画像が重いです。ごめんなさい。
(興味ない方はスルーでお願いします)


使用ソフト:photoshop/painter/ペイントツールSAI/IllustStudio/4thPaint
線画はSAIで描いた同じものを各ソフトで使用。
色はphotoshopで基本の色を作成。PSDで書き出した物を各ソフトで読み込みスポイトで色を拾って使用。
保存は各ソフトで縮小し、JPEG形式で保存(最高画質)
※4thPaintのみBMPで書き出した後photoshopでJPFGで保存しました。


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photoshop(CS4)
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インターフェイス

photoshop_1.jpg

うちの環境ではかなり画面が狭いです(1024×768)
ver.が上がるにつれてタブが大きくなっていく・・・(TT)
本気でモニターの買い替え検討せねばと思う今日この頃です。

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完成イラスト

photoshop_2.jpg 

ますは背景を描きます。
各パーツごとにレイヤーを作成し、レイヤーフォルダにマスクをかけます。
基本の色を下の色が好けるような感じで乗せ、スポイトで画面の色を拾いながら細かい影などを塗りこんでいきます。
ブラシはカスタマイズしたものを使用しました

最新版(CS4)になって画面の回転が出来るようになったのでかなり使いやすくなりました。
ただマシンスペックによっては厳しいかも知れません・・・。
ブラシもかなり滑らかに線がひけるようになりましたし、色もすごく塗りやすくなったような気がします。
個人的にはブラシサイズのショートカットが追加されたのが大きいかもしれません。
(Alt+右クリックでブラシサイズ変更)
色々設定項目もあるのでブラシのいじりがいがあります。
工夫すればpainterぽく描けるかも。

最近は、マスクや色の調整がすぐ行えるphotoshopで塗りの作業をすることが多くなりました。
これ一本あればほとんどの事に対応できると思います。



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painter(Ⅸ.5)
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インターフェイス

painter_1.jpg

こんな感じです。
本当はブラシクリエーター(ブラシの設定するやつ)出しときたいんですけれど画面が狭くて無理・・・。

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完成イラスト

painter_2.JPG

まずはキャンバスに背景を描きます。
その上に新規レイヤーを作成し、「下の色を拾う」にチェックを入れます。
マスクは使わずに選択範囲を読み込み、スポイトで色を拾いつつ各パーツレイヤーにわけて塗っていきます
本当はマスクを使いたいのですが、なぜかうちの環境ではマスクを使うとかなりの確率で保存に失敗します。何故に・・・(TT)

ブラシの種類が豊富で、手描きの感じを表現するのにとても適していると思います。
ただブラシ種類が多すぎてどれを使っていいのかわかりにくいかも。
私が良く使用するのはティント系やスポンジです。
後はブラシの画像を取り込んで色々カスタマイズして使用しています。

選択範囲関係はやや使いずらいかと。
色の補正もこのソフトではしないですね(出来ないわけではありませんが・・・)
この辺の事はphotoshopなどを併用した方が効率がいいかもしれません。
慣れるまでは癖の強いソフトですが、ブラシの表現力が一番だと思います。



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ペイントツールSAI(1.0.5g)
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インターフェイス

SAI_1.jpg

タブの幅が結構広いのに画面全体がすっきりした印象です。
(スクロールバーなどは表示しない設定にしています)
余分なものがなく、インターフェイスがよく考えられているなと思います。

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完成イラスト

SAI_2.jpg

基本的にphotoshopと同じ描き方です。
背景をまず描きます。
その後に新規レイヤー作成、レイヤーフォルダにマスクをし各パーツを下塗り、スポイトで色を拾いつつ塗り込んでいきます。
水彩筆や筆をカスタマイズしたブラシを使い描いていきます。
マスクが使えるソフトではマスクを使用して描いています。
(SAIではチャンネルの読み込みが出来ません)

描くことに特化したソフトで回転、反転がスムーズに行えストレスなく描画できるのが強みです。
細かい色の調整や文字入れは出来ません。
この辺は他のソフトとの併用前提です。
色の混ざり具合は素直な感じです。
その分単調な塗りになりやすいので、ブラシの設定を細かくいじったり、テクスチャやにじみを設定して質感を出していくといいかと思います。
(ブラシ画像の取り込みは出来ません)

癖がなく扱いやすいソフトで、ラフや線画を描くのに重宝しています。
私はこのソフトのおかげで線画作業がデジタルに移行できました。


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IllustStudio(1.0.0)
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インターフェイス

IllustStudio_1.jpg

ツールバーやウィンドウ配置はかなり細かくカスタマイズでき、必要ないタブは閉じておけます。
(ツールバーなどは表示しない設定にしています)
お絵かきソフトに慣れていない人だと、どこから触っていいか分かりづらいかも。
慣れるまでは使いづらいかもしれません。

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完成イラスト

IllustStudio_2.jpg

こちらも基本的に塗り方は一緒で、マスクを使った塗りになります。
ただマスクやフィルタ関係はイラストスタジオ独自仕様のもので、慣れるまで分かりづらいかもしれません。
photoshopで作成したマスクやクリッピングを使ったファイルを読み込むと独自仕様に置き換えられるので注意が必要です。
(フォルダの中にマスクをかけているフォルダなどがあった場合は特にこんがらがるかも・・・)

デフォルトの水彩筆はぼてっとした塗りになりがちです。
デフォルトのまま使用するよりも、ブラシ画像を作成してカスタマイズしたブラシを使用したほうがいいかと思います。
ペンを使ってのペン入れでは、入り抜きがぼてっとした感じになりやすいです。
鉛筆やパターンブラシの方が使いやすいかもしれません。
(前補正や筆圧などを色々いじるといい感じになると思います)
定規や選択範囲関係(参照レイヤーに設定にして、新規レイヤーに塗りつぶすことが可能)が便利かも。
個人的にパース定規や放射線定規がとても重宝しました。

値段の割りにかなりの多機能で、これ一本で大概のことが出来ます。
photoshopを持っていないのであればこれを使うというのもいいかもしれません。


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4thPaint(v0.9.77)
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インターフェイス

4thPaint_1.jpg

ツールの配置はカスタマイズでき、保存出来ます。
ブラシ集を表示しているので少し狭いですね。

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完成イラスト

4thPaint_2.jpg

painterと描き方は似ています。
まず背景を描きます。
選択範囲を読み込み各パーツごとにレイヤーをわけて下塗り、その後スポイトで色を拾いつつ描き込んでいきます。
ブラシはブラシ画像を読み込み、カスタマイズしたものを使用しています。

このソフトはマスクに対応していませんが、チャンネルには対応しているので選択範囲の保存が出来ます。
(photoshopで作成したチャンネルも読み込めます)
製品化した際にはレイヤーフォルダに対応する予定のようです。

ブラシの種類が豊富で、細かくカスタマイズすることが出来ます。
ブラシ画像を取り込むなどしてカスタマイズすれば、手描きに近い感じになります。
ですが、すこしブラシがもっさりした印象です。
ペンも、きちんとカスタマイズしてやれば入り抜きが綺麗に引けます。

線画と塗りに、という場合にいいかもしれません。


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今回色々なソフトを使って描いてみましたが、ソフトごとで結構使い勝手が違うものだと改めて思いました。
線画用に、というのであればペイントツールSAI・IllustStudio・4thPaintあたりがいいかもしれませんね。
塗りにこだわりたいというのであればpainterでしょうか。(癖は強いですが・・・)
個人的にはphotoshopやペイントツールSAIも塗りやすいです。
選択範囲を使用したり、色の調整など色々な事をしたいのであればphotoshopやIllustStudioかと。

かなり駆け足ですが、こんな感じです。
個人の好みで感想は変わってくるので、体験版を触ってみるのが一番分かりやすくて確実かと思います。
こんなソフトもあるんだーと、少しでも参考になれば幸いです。

もし需要があるようでしたら、また何か製作過程みたいなのやってみようかなと思います。
(こんなんやって欲しいとか何かありましたら教えてください)


それではここまでお付き合いくださりありがとうございました。
(次はtop絵でもちまちま描いていこうかな・・・)
 

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